naiの日記

ソフトウェアエンジニアから放射線科診断医にジョブチェンジしました。趣味のことを書きます。

Don't Starve: Shipwrecked 初心者向けガイド

はじめに

この記事はSteamのゲームDon't StarveDLCであるDon't Starve: Shipwreckedの初心者ガイドです。インターネット上にDon't Starve無印やReign of Giantsの記事は結構ありますが、Shipwreckedの日本語の記事が少ないと思ったので書いてみました。無印やReign of Giantsの経験はあるがShipwreckedの経験はほとんどないという読者を想定しています。

この記事はネタバレを大量に含みます。それでも良いという方のみお読みください。

キャラクター選択

Shipwrecked初心者の方にはまずはWickerbottomがおすすめです。Science Machineでクラフトできるアイテムを最初から全てクラフトできることに加え、他のキャラでAlchemy Engineが必要なクラフトをScience Machineでクラフトできるので、序盤が圧倒的に楽になります。欠点としてはTent等が使えず、寝ることでSanityを回復できないため、Silkが余り始めたら早めにTop Hatを作って装備することをおすすめします。

Wickerbottomでゲームに慣れてきた方におすすめなのがWX-78です。彼は毒にならないためAnti VenomやSeashell Suitが不要になることが何より大きいです。また、ギアを食べることで各上限値をアップグレードでき、ギアはFloaty Boaty Knightから無制限に手に入るため、最終的な能力値が一番高くなります。ただし、ゲーム開始時の能力値が低いことに加え、Shipwreckedでは濡れダメージが頻繁に発生するため序盤が辛いので、まったくの初心者の方はまずはWickerbottomで慣れてからの方が良いでしょう。

Mild Season

ここからは各Seasonの攻略に移ります。攻略内容はキャラクターによって適宜調整してください。例えばWickerbottomを使っている場合は最初の島でいきなりBackpackやRow Boatを作って構いません。

Day 1

ゲームを開始するとマップ中央の島からスタートします。この島には基本的にGold Nugget等の貴重なアイテムやモブが存在しないため、必要な資材を集めて早めに航海に出ることが最初の目的です。

まずは周囲にある資材を集めます。ShipwreckedではSaplingがやや不足しがちなのと、Flintも序盤は足りなくなることがあるためこれらは重点的に集めましょう。 Limpet Rockは再生不可能な資源ですが、少しぐらい砕いてRocksやFlintを回収してしまっても良いでしょう。スポーン地点近くの船の残骸をHammerで砕くとBoat Repair Kitが、木材を砕くとBoards等が入手できるため回収しておきましょう。

Flintが3つ手に入ったら、Toolsタブから Macheteを作り、BambooやVineを集めましょう。Bamboo 4つとVine 3つで、Nauticalタブから Raft を作ります。初期から作れる船としては他にLog Raftがありますが、Raftの方が若干スピードが速いです。注意点として、Sailが作れるようになるまでは船は手漕ぎになる(Torchが持てない)ため、夜の移動は一切できません。そのためDay 1の間は島に滞在し、Day 2になったらさっさと島を出ましょう。

なお、砂浜バイオームに生えている中サイズ以上のヤシの木を倒すと Palm Leafが手に入ります。Palm Leaf 4つで Thatch Pack(初期から作れるが物が4つしか入らないBackpack)が作れるほか、後々Thatch Sailを作る際に4つ必要なため集めておいても良いでしょう。

Day 2~5

いよいよRaftを用いて航海のスタートです。基本的な探索の方針としては、既に発見した島の周りを、ある程度距離を保ちながら大きく円を描くように移動することが良いと思います。近くにある島を素早く見つけやすいですし、万一新たな島を見つけられずに夜になってもすぐに元の島に戻れるため安全です。ずっと一方向に船を動かすのは、運悪く島が見つからなかった場合のリスクが大きいので避けた方が良いでしょう。

海には Seaweedが沢山生えているため、集めておきましょう。焼けば優秀な食料になるほか、クラフトにも使うため重要です。また、 Jellyfish(クラゲ)は2発で倒す場合10ダメージを受けますが、食べると10回復し帳消しにできるためこちらも集めても良いでしょう(あまり倒しすぎるとCrocodogやSea Houndが湧くため注意)。ちなみに虹色のクラゲは殴ってもダメージを受けません。

新しい島を見つけた際の最初の目的はGold Nuggetを1個発見し、Science Machineを作ることです。Gold Nuggetは無印やRoGと同様金線入りの岩石から発掘することができます。運良くScience Machineを作ることができたら、以下のものをクラフトします。

  • 必須
    • Backpack
    • Shovel
    • Spear
    • Boat Torch
    • Row Boat
    • Thatch Sail
    • Seashell Suit (WX-78ならLog Suit)
  • 素材があれば
    • Anti Venom
    • Boat Repair Kit
    • Trawl Net
    • Captain Hat
    • Pirate Hat
    • Gold Nugget
    • Alchemy Engineのプレクラフト

必須のところに太字で書いた項目について簡単に説明します。

  • Boat Torchは船に取り付けて使うTorchです。夜間の光源として重要です。

  • Row BoatはRaftよりも速度・耐久性ともに優れています。何よりRaftやLog Raftと違い船に取り付けられる装備スロットを2つ持っているため、Boat Torchや後述のThatch Sailを装備して使うことができます。

  • Thatch SailはScience Machineで作れる唯一のSailで、海上での移動速度が20%アップします。また手漕ぎではなくなるため移動時に武器やTorchを持つことができるようになります。後々Alchemy Engineで作れるようになる他のSailと比べると性能的に見劣りはしますが、今後拠点を決めてAlchemy Engineを設置するまでにもかなりの時間航海をする必要があるため、作っておいた方が良いです。

  • Seashell Suitは被弾ダメージ75%カットに加え、物理攻撃による毒を無効化するという能力を持ちます。Shipwreckedでは Spider Warriorや Poison Snakeなどが毒を与えてくるためこの鎧は大変重要です。ただしWX-78は毒にならないためLog Suitで構いません。

「素材があれば」のところに書いたアイテムは数が多いですが、はじめのうちはあまり気にせず進めてもらっても大丈夫です。唯一Anti Venomだけは、素材の毒腺さえあれば早めに作っておいた方が良いでしょう(もちろんWX-78なら不要)。

クラフトが一段落したらScience MachineをHammerで破壊し、Gold Nuggetを回収しておきます。ちなみにScience Machineを破壊して建て直した場合の資源の消費はLog 2個とRocks 2個のみです。ShipwreckedではScience Machineが必要になるたびに何度も建て直すのはよくあることなので気にせず破壊しましょう。

無事Shovelをクラフトできれば、マグマ地帯にある 金塊入りMagma Pileを掘ることでもGold Nuggetを入手することができます。Gold NuggetはShipwreckedでは常に不足しがちな資源の一つなので、見つけ次第がんがん掘って確保しておきましょう。後々2スタック(40個)ぐらいは普通に使います。ただし、1つのMagma Pileを計6回掘るとマグマが噴き出す可能性があるため、噴き出て困る場所にあるMagma Pileを掘る回数は4回に留めておくのもありでしょう。

Day 6~10

次にやるべきことは拠点の位置決めです。Row BoatにThatch Sailを取り付けて航海を続け、1つでも多くの島を探します。

どのような島が拠点に適しているかは色々な意見がありますが、個人的におすすめなのが クモがいて 猿がいない島です。クモはMonster MeatとSilk両方の供給源として極めて重要です。クモの巣が2箇所以上あり、猿がおらず、クモの巣から拠点まである程度距離を取れる島を見つけられたら拠点の設営を開始してしまって良いと思います。運悪くそのような島が見つからない場合は、猿がいない島で、イノシシや蜂などのモブが少しでも多い島を選ぶと良いでしょう。いずれにせよ、猿がいる島に拠点を設営すると後々かなりめんどくさいので可能な限り避けましょう。

他の方のガイドで、食料が豊富な島を拠点に推奨しているものもありますが、そもそもShipwreckedでは食料が不足すること自体がめったに起こらないため、単に食料が豊富であるという理由だけで島を選ぶことはおすすめしません。Ice等のfillerが簡単に手に入るため容易にミートボールが作れますし、仮に肉がなくても海に出ればいくらでもSeaweedやJellyfishが取れます。むしろ食料以外のリソースがどれだけ豊富かの方が重要です。

なお、地理的な条件としては、 Yaarctopusや Volcano(火山)に近い島が良いという話も良く聞きます。確かに拠点からこれらへの距離が近い方が望ましいのですが、そもそもMild Season中にこれらの位置を特定することができない場合もよくあります。態勢が整ってから後で移住することもできるので、最初のうちはあまりこれらの位置は気にせずに拠点を建ててしまって良いと思います。

Day 11~20

拠点設営

拠点の位置が決まったら、まずはAlchemy Engineを設置し、次に光源として Chimneaを設置します。ChimneaはFire Pitと違い洪水や風の影響を受けないため、頻繁に強風が吹き荒れるShipwreckedの世界ではこちらが優先されます。プレイヤー自身が雨や熱中症をしのぐために Palm Leaf Hutも設置しておくと良いでしょう(こちらはなくてもなんとかなります)。Crock PotやChestももちろん重要なので作りましょう。遠征時の食料としてJerkyが優秀なので、余裕があればDrying Rackも数個建てておくと良いでしょう。

なお、RoGと違いBirdcageの重要性はかなり低いです。 Jungle Treeが確率でEggをドロップすることに加え、そもそも前述の通り食料が不足することがあまりないので、わざわざMonster Meat等をEggに変換する意義が薄いためです。序盤はGold NuggetやSilkは貴重品なので、BirdcageやBird Trapに消費することはおすすめしません。同様の理由で、Improved Farmの設営も余裕が出てきてからで良いでしょう。

Sapling(若木)、Grass Tuft(藪)、Berry Bush(ベリーの茂み)、Bamboo Patch(竹藪)を大量に集めてきて拠点の近くに植え替えます。それぞれ20個程度あればとりあえず一安心です。Vineはこれらと比較すると必要数が少ないため、Viney Bush(蔓の茂み)は無くても構いませんが、近くにジャングルバイオームがない場合は10個ぐらい植えておいても良いでしょう。植える際はできるだけ隙間なく敷き詰めるとよいです。Modの使用に抵抗がなければGeometric Placementの使用をおすすめします。

Sapling以外は植え替えることでしなびてしまいますが、Rot(生ゴミ)やManure(ウンチ)を与えることで再び育つようになります。集めた食料をあえて腐らせることでRotを入手したり、食料や花びら等をイノシシやWerepigに食べさせることでManureを入手したりして肥料として与えましょう。なお、Werepigは地面に置いてあるアイテムを無限に食べるので、これを利用すれば一度に大量のManureを入手することができます。

そして、拠点には忘れずにLightning Rod(避雷針)を設置しておきましょう。特にHurricane Season以降はものすごい頻度で雷が落ちてくるので、これがないと拠点があっという間に焼け野原になります。拠点だけでなく、燃えたら困る重要施設(クモの巣等)の近くにも必ず設置しておきましょう。Gold Nuggetに余裕があれば、拠点のある島は全域避雷針でカバーするぐらいの勢いで乱立してしまって良いと思います。

周囲の探索

拠点の設営と平行して、資源の回収がてら周囲の探索を進めるのも良いです。Alchemy Engineを設置して新しいアイテムが作れるようになったら、まずはNauticalタブからCargo BoatCloth Sailを、DressタブからSnakeskin Hatを作成します。

  • Cargo Boatは、スピードはRow BoatやArmored Boatに劣りますがアイテムスロットを6つ備えた船です。とにかくこのアイテムスロットが凄まじく便利で、航海中にしか基本用いないBoat Repair KitやCaptain Hat/Pirate Hat、帆の修復に用いるSewing Kit(Iron Windの場合はGears)や予備の帆などを、全て船の中にしまっておけるのです! 特に序盤は様々な種類のアイテムが必要となりインベントリの余裕がなくなりがちなので、Armored Boatではなくこちらをメインに使うことを強くおすすめします。さらには時間経過による耐久値の減少がArmored Boatより20%遅いため経済的です。

  • Cloth Sailは手頃な素材で作れ、耐久値・速度上昇ともにThatch Sailよりも優れているバランスの良い帆です。Iron Windが手に入るまでメインで使うことになります。

  • Snakeskin Hatは防水度70に加え、感電完全耐性がある素晴らしい防具です。クラゲからのダメージがなくなるため、海に出てクラゲを倒しまくることで満腹度とHPが回復し放題になります。素材に Snakeskinと Bone Shardが必要なので、これらのアイテムはSnakeskin Hatをクラフトするまでは捨てずに取っておきましょう。

また、Science Machineのところで「素材があれば」の項目で挙げたアイテムも、もしまだクラフトしていなければ作っておくと良いでしょう。Captain Hatは時間経過による船の耐久値減少のスピードを半分に遅らせ、Pirate Hatは海上での視界を少し広くするため、船の上では原則どちらかの帽子を身に着けておくのが良いと思います。

Trawl NetとBoat Repair Kitを作ったら、是非ボスのQuackenを倒しに行きましょう。Quackenは深い海でTrawl Netを使いアイテムを入手するたびに5%の確率でスポーンします。アイテムは自分で置いたものでも構わないため、面倒ならSapling等のアイテムを1個ずつ海に置いてTrawl Netで回収しましょう。Trawl Netのアイテム枠9個を使い切るまでにQuackenがスポーンする確率は約37%です。確実を期すためにもTrawl Netは3~4個は作ってから出発すると良いでしょう(もしリセットを厭わないのであれば、Trawl Netを使う前にセーブしてQuackenがスポーンするまでやり直すのもありです)。

Quackenの戦い方は、触手を避けつつ波は無視してひたすら本体に攻撃を叩き込みます。ある程度ダメージを与えると一旦海に引っ込み別の場所に現れるため、船の耐久値が減っていればBoat Repair Kitで回復してからまた同じことの繰り返しです。4セット攻撃すれば終了です。はっきり言って一番弱いボスです。Boat Repair Kitは1個でも勝てますが、慎重を期して2個作っておけば間違いなく楽勝でしょう。倒すと宝箱をドロップしますが、その中にWalking Caneが入っていることがあります。言うまでもなく移動速度が25%アップする最高の装備なので、是非狙いたいところです。運悪く手に入れることができなかった場合でも20日経てばまた戦うことができます。

なお、Wickerbottomの場合は最短でDay 1にQuackenを倒すことができます(参考動画1参考動画2)。これでDay 1にWalking Caneを手に入れることができれば最高でしょう。

Hurricane Seasonが始まるまでに他にやっておきたいことは以下の通りです。

  • Umbrella(傘)の入手
    • 雨対策として、傘+Football Helmet等がやはり一番お手軽です。
  • クモの巣・イノシシ小屋・蜂の巣or養蜂箱を拠点の周りに最低1つずつ確保
    • これらの周りに忘れずにLightning Rodを設置
  • 可能なら海でSwordfishを見つけ、Cutlass Supremeをクラフト

Hurricane Season

いよいよDay 21からHurricane Seasonが始まります。波が高くなり航海が難しくなることに加え、頻繁に雷が落ちるためLightning Rodが設置されていない場所には行きづらくなります。最初のHurricane Seasonは基本的には拠点の近くで資源集めや拠点の拡充に時間を費やした方が良いと思います。

クモを倒しMonster MeatとSilkを集め、Monster Meatが4つ集まったらイノシシに食わせ、Werepigにしてから倒すことでPiggy SkinとMeatを確保します。これらはHambatやFootball Helmetの材料になるほか、Piggy Skinが4つ集まれば新しいイノシシ小屋を建設することも可能です。また蜂を倒して得られたStingerからBoat Repair Kitもいくつかクラフトしておきましょう。

早ければDay 30ごろボスのSealnadoが襲ってきます。それまでに必ずStone Wallをクラフトし、拠点の近くに設置しておきましょう(拠点を囲う必要はありません)。1回のクラフトで6つのStone Wallが手に入るので、2×3の塊で設置することがおすすめです。

Sealnadoは特殊能力で吸い込み攻撃を持っています。この攻撃は広範囲・大ダメージに加えいくつかのアイテムが吸い込まれSealnadoを倒すまで使えなくなるという大変強力な攻撃なのですが、Sealnadoとプレイヤーの間に建造物がある場合は吸い込まれません。この「建造物」として最も有用なのが安く作れるStone Wallというわけです。ちなみに一列ではなく2×3にするのは、一列に作るとStone Wallのどちら側にSealnadoがいるのか判断に困ることがしばしばあるからです。

戦い方は、基本は2~3回攻撃→回避のパターンですが、Sealnadoが物を吸い込むようなモーションを開始したらすぐにStone Wallを挟んで反対側に回避してください。モーションが終了したら再び攻撃を開始してこれの繰り返しです。武器はCutlass Supreme(68ダメージ+Sealnadoには追加で34ダメージ)が理想ですが、最悪それ以外の武器でも長期戦になりますが倒せます。夜に戦闘する場合はChimneaの燃料には注意しておきましょう。倒すとIron Windの材料となるTurbine Bladesをドロップします。

なお、海で戦闘する方法もありますが、Armored Boatが必須なことや、Cutlass Supremeがない場合Boat Repair Kitも大量に必要なためおすすめしません。準備が大変なうえ、せっかくこれらを準備してもSealnadoがスポーンしない場合もあります。拠点近くに少しだけStone Wallを建てておくのが最もお手軽で簡単だと思います。逆にStone WallはDay 30までに絶対に拠点近くに建てておきましょう。

Day 37からMonsoon Seasonが始まります。Monsoon Seasonには浸水が発生するため、これに対策するための資源をHurricane Seasonのうちから集めておくことが重要です。具体的には、Sandbagを作るための竹と砂、Wooden Flooringを作るための丸太を大量に集めておきましょう。Sandbagは60個、Wooden Flooringは25個ほど必要になるので、単純計算で竹30個、砂45個、丸太100個が必要になります。もちろん多ければ多いほど良いです。Hurricane Season中はこれらの資源を集めることに専念すると良いでしょう。

嵐の中で砂を集める際は、素早く拾わないと風に吹かれて消滅することがあります。また、砂を2回掘ったあともう一度砂場を調べると砂場が消滅してしまうため、うっかり消してしまわないよう注意しましょう。

ちなみに丸太が特に大量に必要となりますが、拠点から少し間を空けてChimneaを建て、それを囲うように木を植えた伐採所を作るのがおすすめです。夜にもChimneaに火をくべて伐採を継続することができます。

Monsoon Season

あちこちで水たまりが発生し広がっていきます。水たまりの中では移動速度が遅くなりWetnessが上昇することに加えて、Alchemy EngineやIce Box等に水たまりが到達するとショートして使用不可能になるという恐ろしい効果があります。水たまりは人工のターフからは発生しないという特徴があるため、まずは拠点内のターフを全てPitchforkで剥がし、Wooden Flooringで置き換えましょう。それと同時に、拠点の外からの浸水に備え、Wooden Flooringの周りをSandbagで囲うことがおすすめです(Wooden Flooringは新たな水たまりの発生を抑えますが、外からの浸水を防ぐ効果はありません)。完全に囲ってしまうと出入りができないため、数箇所出入り口を開けておいても良いですが、少なくとも外出する際は念の為完全に囲っておいた方が安心かと思います。帰ってきたら浸水されていない部分をハンマーで壊して中に入りましょう。

Monsoon SeasonはDay 37から始まりますが、最初に雨が降るのは普通Day 40以降なので、それまでに以上の対策を打っておけばOKです(Hurricane Season中にSandbagを設置してもSealnadoの強風で壊されたりするため注意)。

Monsoon Seasonで最初の雨が降ると、島のあちこちに水たまりが発生します。水たまりは必ず正方形の形で発生し、水たまりのちょうど中央(水たまりの「目」)にSandbagを置くとそれ以上広がらないという特徴があります。特に拠点の近くに発生した水たまりは、目にSandbagを置いて潰しておいた方が無難です。詳しい条件は不明ですが、拠点を完全にSandbagで囲った場合でも、長期間水たまりにさらされることでSangbagを超えて水たまりが広がってくる可能性があるためです。

ボスのTiger Sharkは、Monsoon SeasonにSharkitten Denに行くことで戦うことができます。Sharkitten DenはMonsoon Season以外では砂浜で少し盛り上がった砂のように表示され、マップ上ではこのようなアイコンで表示されるため、見つけたら覚えておきましょう。

陸上では最初のジャンプ攻撃をかわし、以降3回攻撃→回避のパターンで倒せます。Quackenに次いで簡単なボスです。倒すとドロップするShark Gillsを使うことで、RoGでのEyebrellaに相当するDumbrellaをクラフトすることができます。感電・防水100%に加え熱中症への耐性がある超優秀な装備なので倒せたら必ず作りましょう。

ちなみに、Tiger Sharkは倒してから10日で再度スポーンするため、Monsoon Seasonの初めに倒せば一度のMonsoon Season中に2回倒すことができます。なお、Monsoon Season以外にも確率で海上にスポーンしますが、攻撃してHPが10%以下になると巣に戻ってしまうため、こちらは倒すことができません。

 

Dry Seasonが始まるまでに、ある程度Nitreを集めておき、拠点にEndothermic Fire Pitは建てておきましょう。

Dry Season

RoGの夏と同じく、気温が上がりOverheating(熱中症)への対策が必要となります。ただしRoGと違い自然発火はありません。

熱中症への対策として防暑度の高い装備が必要になります。Monsoon SeasonにTiger Sharkを倒せていればDumbrellaで良いですが、倒せていない場合はFloral Shirtがおすすめです。ただしこちらは体装備なのでBackpack等との両立はできません。また、15日の耐久値が設定されているので作るのが早すぎると途中で壊れてしまうため注意です。Wilsonでプレイしている場合、ヒゲは忘れずに剃っておきましょう。

外出する際は必ずNitreを携帯して、いつでもEndothermic Fireで体温を下げられるようにしておきましょう。

Dry Seasonが始まってしばらくすると噴火が起こるようになります。前兆として画面が揺れることが3回起こり、4回目の揺れの直後にDragoon Eggが空から落ちてきます。Dragoon Eggが直撃すると300ダメージ受けるのに加え、可燃性のものなら燃えてしまいます。最初の揺れから4回目の揺れまでの時間は半日と少しです。遅くとも3回目の揺れが起こったら周りに何もない安全な場所に避難しましょう。Packim Baggimsを連れている場合、Dragoon Eggが直撃すると即死するため安全な場所に置いておくのがおすすめです(死んでも1日経てば復活しますが)。

Dragoon Eggは陸で避ける方法と海で避ける方法がありますが、海だと初速が出ないため若干避けづらいのと、Armored Boat等の耐久値の高い船を使わない限りミスって直撃した場合に即死するため、できれば陸で避けた方が良いのではと思います。陸地なら防具を装備していれば1発までなら耐えられます。なおBackpackは可燃性なので、鎧を装備する場合は安全な場所に置いておきましょう。PiggybackやKrampus Sackなら大丈夫です(多分)。

地上に落ちたDragoon Eggは25%の確率で壊れずにそこに留まります。放っておくとDragoonが孵化するため、つるはしでMineして壊しておきましょう。Dragoonに会いたければ火山に行けばいくらでも会うことができます。

また、50%の確率でLava Poolができます。こちらは放っておくと消滅しますが、氷を用いて消火した場合 Obsidian(黒曜石)をドロップします。余裕があれば拠点から避難する際にいくつか氷を持っておき、Obsidianを狙っても良いでしょう。

 

Dry Seasonが終わるとまたMild Seasonがやってきます。この頃までにはかなり資源や装備も整っていると思うので、残りのマップを探索したり、拠点をさらに拡充したりしましょう。まだ火山に行っていない場合は、是非後述の火山のセクションを読んで行ってみてCoffee PlantやElephant Cactusを確保すると良いでしょう。

Tips

Gears

ギアは海上に現れるFloaty Boaty Knightを倒すことで取得できます。こいつらはWooden Thingの周りに確定で3体現れるほか、ゲーム内で一定時間経つごとに海上のどこかで1~3体スポーンします。スポーンの詳しいメカニズムは少々複雑なので、RedditWhats the exact spawn mechanics for floaty boaty knights?をご覧ください(英語です)。要は、海の生物を倒すごとにその位置が記録され、一定時間経過後に記録された場所のどこかに近づくとそこでスポーンするということのようです。スポーンするまでの時間は、海の生物を倒すごとにそのHPの10分の1秒だけ短くなりますが、クラゲなどを何十体も倒したところでほとんど変わらないためこちらはあまり気にする必要はありません。

ギアが早めに欲しいならマップをくまなく探索しWooden Thingを探すのが一番の近道ですが、仮に見つからなくても普通にプレイしていればそのうちスポーンして戦うことができると思います。ギアはIce BoxやIce Flingomaticの作成に必要なため、Dry Seasonまでには手に入れたいところです。なお、Wooden Thingの近くに最初からいる3体のFloaty Boaty Knightは、倒した後時間経過でリスポーンすることはありません。

Volcano(火山)

火山は世界のどこかに存在する巨大なオブジェクトで、クリックすることで中に入ることができます。火山の中は暑いですが、Dry Season以外なら熱中症を起こすほどではないため見つけたら中に入ってみましょう。

火山内のマップはRoGのRuinsに比べるとかなり小さく、中にはCoffee PlantやElephant Cactusが生えています。どちらもDry Season以外はしおれていますが、灰を与えることでショベルで掘り出すことが可能です(灰を与えずに掘ると消滅するため注意)。また、Elephant Cactusを掘るにはこれを攻撃して倒す必要がありますが、その際にダメージを受けるため武器や防具を装備しておきましょう。

Coffee PlantとElephant CactusはどちらもMagma Turf、Ashy Turf、Volcano Turfのいずれかにしか植えることができません。火山のVolcano TurfをPitchforkで20枚ほど剥がして持ち帰ると良いでしょう。植え替えた後のCoffee PlantやElephant Cactusは灰を与えることで復活します。

  • Coffee PlantからはCoffee Beansが採取できます。Coffee Beansを火で調理してRoasted Coffee Beansにしてから、Roasted Coffee Beans×4つ(または×3つ+ハチミツ等)を調理鍋で調理することでCoffeeを作ることができ、Coffeeを飲むことで4分間、移動速度が83%アップします。非常に便利ですので是非拠点の近くにコーヒー畑を作りましょう。

  • Elephant Cactusは近くにきたキャラクターに範囲攻撃を行うという性質を持ちます。プレイヤーにも攻撃を行いますが、Cactus Spike×3 + Log Suitで作れるCactus Armorを装備することでこの範囲攻撃を受けません。Elephant Cactusを10本~植えておき、近くにCactus Armorを置いておけばハウンドへの防御策としてとても優秀です。ハウンドが湧いたらCactus Armorを装備してElephant Cactusの周りをぐるぐる回ることであっという間に倒すことができます。ただし、範囲攻撃がSandbag等に当たると耐久値が減るため拠点からある程度距離を離しておいた方が良いでしょう。

Volcanoの内部には他にも色々なオブジェクトがあり、例えばVolcano Altar of Snackrificeにアイテムを献上することで噴火までの時間を遅らせる(または早める)ことができます。とはいえ初心者ガイドの域を超えるため詳細な説明は省きます。興味のある方は調べてみてください。

火山内部で長く過ごすつもりなら、Ice FlingomaticとIce Boxをプレクラフトしておき、火山内にBerry Bushを植え替えるのも良い考えです。火山内のターフにはBerry Bushを植えることはできないため、Jungle Turfなど植えられるターフと、Rot等の肥料を忘れずに持ってきましょう。Berry Bush以外の資源(SaplingやGrass Tuft等)は特に不要でしょう。

Doydoy

この鳥の名前はDoydoyといい、世界に2匹しか生存していない大変貴重な鳥です。Doydoyを見つけたら倒してはいけません。世界に離れて存在する2匹を引き合わせて交尾させることで数を増やすことができます。Doydoyは夜になると眠りますが、このとき捕獲するとアイテム欄に移動し持ち運ぶことが可能です。あらかじめ安全な島の目星をつけておき、2匹のDoydoyを発見したら素早く両者を同じ島に移動させましょう。アイテム欄で腐りかけたDoydoyは任意のアイテムを与えることで回復することができます。

Doydoyを繁殖させる島では、イノシシや蛇といった危険なモブはあらかじめ倒しておき、避雷針も建てておくと良いでしょう。Lureplantがスポーンすることを避けるため、Wooden Flooringで地面を敷き詰められれば理想です。

拠点に置くIce Flingomaticの位置

Dry Seasonには植物がしおれてしまうため、自動で雪玉をぶつけてくれるIce Flingomaticを拠点に設置したいところですが、Ice FlingomaticはChimneaやEndothermic Fire Pitの炎も消してしまいます。そこで上図のように、Ice Flingomaticの効果範囲内に植物を植えて、ChimneaとEndothermic Fire PitはIce Flingomaticの効果範囲外に置くことがおすすめです。

Ice Flingomaticの効果範囲の半径は、Pitchforkで掘れるターフ(1ターフ=図の白い点線で示された正方形の一辺)を基準にすると、4ターフ分に僅かに届かない程度です。そのため、図のようにIce FlingomaticとChimnea/Endothermic Fire Pitの距離をちょうど4ターフ程度離して置くと良いでしょう。最初の拠点設営時には普通Ice Flingomaticは置けないと思いますが、後々どこに置くかあらかじめ計画しておくか、とりあえずChimneaに対して同じ側に植物を植えるようにすれば後々Ice Flingomaticを設置しやすいと思います。

Crock Potのレシピ

ShipwreckedではCrock Potのレシピもいくつか追加されましたが、その中で(Coffee以外で)最も有用と思われるのがBanana Popです。バナナ+氷+枝+枝等で作成可能で、HP+20、Hunger+12.5、Sanity+33の効果があります。Sanityの回復量が高いため特にWickerbottomにはありがたいレシピです。

次点でBisqueでしょうか。こちらはLimpet×3+氷で作成可能で、HP+60、Hunger+18.75、Sanity+5の効果があります。材料が簡単でHPの回復量が高いため重宝します。

その他のレシピは材料の入手難易度が高いか、素材をそのまま食べた場合とあまり変わらないため、最初のうちはあまり覚える必要はないと思います。

その他のRandom tips

  • 素材が余り次第Log Raft、Raft、Row Boatのプレクラフトをしておくことをおすすめします。海上での緊急時に素早く設置して乗り換えるためです。タッチストーンで復活した際の保険にもなります。
  • Swordfish等の重要なオブジェクトは、TrapやBackpackでマーキングしておきましょう。海上Signを建てることはできません。
  • マップの端に到達すると、Sanityを15消費して反対側の端へワープします。ワープ中は操作不能のため波を受けてしまうのと、Sanityの消費もあるためできるだけ避けたいところです。
  • 毒になったがAnti Venomをクラフトできない場合は、毒腺をそのまま飲むことで毒を治療できます。このとき最大75のダメージを受けますがこれによりHPが0にはなりません。逆に毒でないときに操作ミスで毒腺を飲まないよう注意しましょう。

参考サイト