naiの日記

ソフトウェアエンジニアから放射線科診断医にジョブチェンジしました。趣味のことを書きます。

【シレン5】原始に続く穴 主観的ベース武器強さランキング

シレン5の「原始に続く穴」の100回以上のクリア経験があり、「直接攻撃禁止縛り」のクリア経験もある筆者(私)による、原始でベースにしたときに強い武器の主観的なランキングです。

ランキング

SSSランク(神):金食い虫こん棒

~~~越えられない壁~~~

Sランク(序盤に拾ったらベース確定):どうたぬき、隕石の刃、朱剛石の刃(、カブラの剣)

A+ランク(ベースとして十分強力):おねむガラガラ、混乱の手斧、しびれ刀、真っ暗棒

Aランク(及第点):火の刃、獣の牙、戦神の斧、水斬りの剣、トカゲ斬りの刃

~~~良武器の壁~~~

Bランク(この辺からちょっときつい):カタナ、ドレイン斬り、草かりのカマ

Cランク(どうしてもこれしか拾えなければ):銅の刃、ただの棒、一ツ目殺し

Dランク(論外):これら以外

ベース武器に求めるもの

以上のランキングを見ていただくと察せられると思いますが、私がベース武器に求めているものの順位は以下の通りです。

  1. 火力
  2. 状態異常
  3. 特効

1.の火力は攻撃が命中さえすれば原則どの敵にも効果を発揮するため最優先です。武器の基本値1につき攻撃1回のダメージが平均0.585上昇するうえ、特効や攻撃力アップがあればその倍率も乗ります。

2.の状態異常も、一撃で倒した場合を除き原則どの敵にも効果を発揮します。ですが、「火力が高ければ一撃で倒せた」場合に丸損なのと、モンスターがその場に残るデメリットもあり火力よりは優先順位が低めです。

3.の特効は一部の限られた範囲のモンスターにしか効果を発揮しないうえ、火力の高い武器に印をつければ十分であることも多く優先順位はかなり低めです。

以下、各ランクの武器を順番に解説していきます。

SSSランク

「金食い虫こん棒」が唯一ランクイン。まあ説明不要でしょう。「全モンスター特効」とでも言うべき凄まじい攻撃倍率を誇り、深層のモンスターや店主でも構わずなぎ倒すさまは圧巻です。泥棒で十分なギタンを確保したうえで、「金滅の巻物」にさえ注意すれば無類の強さを誇ります。

Sランク

火力自慢の武器3種がランクイン。例えば「どうたぬき」は育ちきると武器の基本値23に加え「基本値+3」の印で実質基本値26になり、「おねむガラガラ」(最終基本値16)や「水斬りの剣」(最終基本値15)に比べて10以上基本値が高くなります。これだけ違うと与えるダメージが平均6程度変わってくるので攻撃回数に与える影響がかなり大きいです。また、どの剣も対応する盾との共鳴で腕輪2個を装備できるようになる点も嬉しいです。

これら3種の間での順位は好みです。単体で見ると「どうたぬき」が成長スピード・育ちきるまでの印数ともに最も優秀ですが、共鳴相手の「おにおおかみ」が貧弱なため、腕輪2個共鳴を狙う場合は他の2種に軍配が上がるでしょう。また「しあわせ草」を合成するなどして「基本値+3」の印を別途付けることができる場合も同様です。朱剛石☆8で付く「炎飛ばし」は、正直テンポが悪くなるため私はあまり好きではないのですが、性能面だけで見ればもちろんあった方が良いでしょう。

ちなみにカブラの剣ですが、印数が少ないうえ成長が著しく遅い(どうたぬきの2倍以上)代わりに最終基本値が30と大変高く、デビル狩り等で熟練度さえ稼ぐことができれば大変優秀だと思います。とはいえカブラ自体の出現率があまり高くないこともあり、ベースにした経験がほとんどなく詳しくはわかりません。おそらく序盤から使っていくのではなく、デビル狩りで一気に育ててしまって31-33Fで合成して使っていく類の武器だと思います。

A+ランク

状態異常系の武器4種をこのランクにしました。「おねむガラガラ」は育ちきっても印の数が11しかないのですが、睡眠とそれ以外の状態異常とでは価値が違いすぎるためこの中では最も好みです。睡眠よけの腕輪と共鳴するのも嬉しい(ただし睡眠確率が26%から28%に+2%されるだけなので過信は禁物)。もちろん限られた印数の中でどの印を付けるかは厳選する必要があり、その点で多少やりづらさを感じることはあります。

「混乱の手斧」はベースとしてとてもバランスのとれた良武器ですが、混乱にしても結局殴られてしまう確率がそこそこあるのがネック。ちなみにシレン5には「混乱時に攻撃を行わない方向への移動判定が出た場合は一度だけ再抽選を行う」という仕様があるため、混乱させても約23%の確率で殴られます。「しびれ刀」と「真っ暗棒」はそれぞれ「おねむガラガラ」と「混乱の手斧」に劣りますが、ベースとしては十分優秀だと思います。

Aランク

火の刃

成長するにつれて「炎飛ばし」の威力が段々上がっていくことが最大の特徴。ですが炎飛ばしを行うにはHPが最大である必要があるため、本気で有効活用しようとするとHPの管理にかなり神経を使います。また特に序盤の成長が遅いうえ、炎飛ばしでとどめを刺した場合には熟練度が入らないため成長するまでに時間がかかる点もネック。とはいえ育ちきった状態での炎飛ばし自体は大変強力なため、育つまでに忍耐は要求されますが十分優秀だと思います。

なお、メイン武器とは別に育てるだけ育てておき、必要なときのみ装備するサブ武器として携帯するという運用もあります。「炎飛ばし」が有用な場面でかつHPが最大のときのみ使用すると考えると理にかなっていますが、単純に武器2個分の熟練度を稼ぐ必要があるため、デビル狩りなどの稼ぎを行う必要が出てくると思います(もっともこの方法なら必ずしもLv8まで育てる必要はありませんが)。

獣の牙

「どうたぬき」等と同様、火力+腕輪2個共鳴のカテゴリーなのですが、成長が早い代わりに育ちきった際の基本値が20しかありません。状態異常武器(おおむね最終基本値16程度)と比べて4しか変わらないため、これぐらいの差ならば入手さえできれば状態異常武器を使いたい気持ちがあります。とはいえベース武器としては問題なく使用していける範疇かなと思います。

戦神の斧

育ちきればなんと38%もの確率で会心の一撃が出るのですが、基本値がLv8でも12しかないため、せっかく会心が出ても一撃で倒せないことが多いのが残念な点です。「会心が出ても2発、会心が出ないと3発かかる」という場面が頻発するためかなり使いづらさが目立ちます。とはいえ会心の確率自体はかなり高いのと、Lv8で付く「かなしばり」の印が強力なためベースとしてはそこそこ優秀だと思います。ちなみに店売り限定なのでベースにできる機会は比較的レアです。

水斬りの剣

上記の通り私は特効武器をベースとしてはあまり評価していないのですが、水斬りの剣は特効武器の中では一番マシです。特効範囲は8種と比較的広く、印数は申し分なく、最終基本値は15とまずまずです。とはいえいくら特効範囲が8種と広いと言っても、通常出現するモンスター56種のうち残り48種には何の効果も持たない武器となり下がってしまうわけで、やはり特効武器が持つ「特効対象以外の『その他大勢』に対して苦戦を強いられる」という弱点は健在です。せめて特効対象への攻撃が必中だったら良かったのですが……。

トカゲ斬りの刃

最終的な基本値が17と特効武器の中では高めなのと、「ドラゴン特効」印を入れても一撃で倒すのが難しいドラゴン種、ピョコダイル種、シャーガ種に対応しているのが強みです。ただしドラゴン種はねだやすことも多いためその点を差し引くと微妙といったところ。ピョコダイル種には水斬りの剣も同じく対応しているため、どちらかを選ぶとしたら水斬りの剣ですね。

Bランク

この辺からベースとしての運用はかなり厳しくなってきます。あとぶっちゃけここまで来るとベースで運用した経験がかなり減るため割と想像で書いています

カタナ

育ちきれば基本値22と獣の牙よりも強くなるのですが、特に序盤の基本値の伸びが悪く育ちきるまでが大変です。どうしても「呪い師の腕輪」×2を装備するための共鳴武器として選択したことはありましたが、そのときは普通に強かったです。まあ単に呪い師の腕輪が強いのですが。

ドレイン斬り

すいだすゾウ種を一撃で倒せるのが最大のメリット。とはいえ基本値13と火力が低すぎるため、 特効対象以外のモンスターに対しては火力不足に終始悩まされます。そもそもゾウの能力値自体はそこまで高くないため、ドレイン特効を入れた普通の武器でも矢+殴るで十分対処できる場面も多く、素の火力や状態異常を犠牲にしてまでゾウを一撃で倒すということにそこまで大きな価値を感じません。

草かりのカマ

99Fまで使用するベース武器という想定のもとでは残念極まりない性能です。ぶっちゃけこの武器の強みは草子どり種に対応しているというその一点のみです。22Fの草兄どりエリアぐらいまで使い倒して、それ以降はAランク以上の武器にさっさと乗り換えましょう。

Cランク

銅の刃、ただの棒

どうしても「呪い師の腕輪」×2を使いたい場合には検討の余地があると思います。

一ツ目殺し

スペック的にはまあ使えそうに見えますが、あまり使ったことがないのでよくわかりません。

超ボロボロの剣(おまけ)

Lv8の基本値38は白眉ですが、Lv7以下だとあまりにも厳しすぎるので一気に育て上げる必要があります。デビル狩りの前後で運良く拾えたら短期間で一気に育て上げてベースに乗り換えるのも面白いかもしれません。もちろんLv1のこの剣を装備していてもデビルを余裕で倒せるという条件が整っている必要があります。

Dランク

以上で挙げた武器以外は正直検討の必要もないと思います。「空の刃」とかは一見特効対象が広そうに見えるのですが、「カラス天狗種」や「タベラレルー種」も含まれるため実質的な有効範囲はもっとずっと狭いです。「基本値の高い武器+浮遊特効印」で倒せない敵という条件だと更に狭くなりますしね。


以上、読んでいただけると分かる通り私はいわゆる「火力厨」であり、武器の基本値を非常に重要視しています。原始に続く穴を注意深くプレイしていると、ダメージが数ポイント足りなくて倒せない、またはギリギリダメージが足りて倒せたということがかなり頻繁に起こることがわかります。低層で手に入った修正値付きの武器なんかは、可能な限りマゼルンゾーンまでは頑張って持ち運んでメイン武器に合成しましょう。「基本値+3」(しあわせ草)、「基本値+8」(天使の種)、「サビよけ」などの印を合成するのも良いでしょう。

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