TL; DR
下記のMicrosoft 公式ページのHTMLソースコード中でコメントアウトされているselect要素のコメントを解除すると、Windows 10 Build 21354のISOファイルがダウンロードできます。
お断り:万が一ここに記載されている方法でダウンロードしたISOファイルをインストールして不具合等が生じても、私は責任を負いかねます。ダウンロード・インストールともに自己責任で行ってください。
CUDA on WSL2を使用するためにはWindows 10のBuild 20150.1000以降が必要となりますが、Windows Insider Previewでは既にWindows 11が配布されており、以前のWindows 10のBeta版をインストールすることは不可能となっています。私はそのため一度はWindows 11をインストールしたのですが、タスクバーが画面下固定になっていたためすぐにWindows 10に戻しました(普段はタスクバーを画面左に置いています)。
そこでWindows 10の過去のバージョンをダウンロードする方法がないか探したところ、Windows Insider Previewで過去に配布されていた特定のバージョンをインストールする方法は基本的にないということでした。それで一度は諦めかけたのですが、上記公式ページのHTMLソースコードをたまたま見ていたら、過去のバージョンに対応するselect要素がコメントアウトされていることを発見しました。
Google Chromeをお使いなら、上の画像の「Confirm」等を右クリックして「検証」をクリックすれば、デベロッパーツールを用いてソースコードの編集が可能になります。すぐ上に「<!--select>~</select-->」でコメントアウトされた領域が現れるので、「<select>~</select>」に書き換えることで、上の画像のように「Select edition」が2つ現れます。もともとあった「Select edition」はいらないので削除しましょう。あとはセレクトボックスから好きなeditionを選択してダウンロードするだけです。
(2021/9/19追記)
その後、option要素のvalue属性値を書き換えながら色々試していたところ、IPアドレスがブロックされISOファイルがダウンロードできなくなりました。ブラウザをGoogle ChromeからMicrosoft Edgeに変更したところ一時的にダウンロード可能になりましたが、しばらくしてそちらもブロックされました。あまり大量のリクエストを投げるのは良くないかもしれません。
ちなみにvalue=1800でWindows 10 Client Insider Preview - Build 20231が入手可能です。