naiの日記

ソフトウェアエンジニアから放射線科診断医にジョブチェンジしました。趣味のことを書きます。

WHEA-Logger 17の警告がマザーボードのBIOS更新で直った話

After updating ASRock BIOS, the following warnings have been resolved.

f:id:nai_62:20210829101442p:plain

修正されたハードウェア エラーが発生しました。

コンポーネント: PCI Express Legacy Endpoint
エラー ソース: Advanced Error Reporting (PCI Express)

プライマリ バス:デバイス:機能: 0xA:0x0:0x0
セカンダリ バス:デバイス:機能: 0x0:0x0:0x0
プライマリ デバイス名:PCI\VEN_10DE&DEV_2204&SUBSYS_F2781569&REV_A1
セカンダリ デバイス名:

2019年にRyzen 3700X + ASRock B450 Steel Legendを購入してからというもの、上記のWHEA-Logger 17の警告にずっと悩まされ続けていたのですが、今回ASRockマザーボードBIOSを2.30から4.20にアップデートしたところ、警告が綺麗さっぱり出なくなりました。

お断り:以下にBIOSアップデートの具体的な手順を示しますが、全て自己責任で行ってください。万が一トラブルが発生しても責任は取れません。

まずメーカーのサイトから最新のBIOSをダウンロードします。ASRockのB450 Steel Legendの場合は以下の通りですが、他のマザーボードをお使いの場合は各自でお調べください。また、BIOSがお使いのCPUに対応しているかどうかは事前にご確認ください。

www.asrock.com

アップデートの方法ですが、今回はInstant Flashを行いました。USBメモリBIOSをコピーし、UEFIの「Tool→Instant Flash」からインストールできます。この際USBメモリFAT32でフォーマットしておく必要があります。容量32GB以下のUSBメモリでないとFAT32でフォーマットできないため注意してください。

なお私は念の為、同時に今使っているバージョンのBIOSUSBメモリに入れておきました。今使っているBIOSのバージョンはCPU-Z等で確認可能です。

アップデート完了後はBIOSの設定が全てリセットされます。RAIDドライブが見えなくなっており焦りましたが、冷静にUEFIからSATA ModeをAHCIRAIDに変更することで復活しました。


f:id:nai_62:20210829104215p:plain

余談ですが、上記アップデート後WHEA-Loggerの警告はなくなったのですが、代わりになぜかBonjour Serviceの下記のエラーが出るようになってしまいました。

ERROR: handle_resolve_request bad interfaceIndex 12

Bonjour Serviceというのは調べてみるとAppleのソフトウェアのようですね。下記サイトを参考にして、以下の手順でオフにしました。(どのような影響があるかは不明)

  1. Windows+R → "services.msc" を起動
  2. Bonjourサービス」を右クリック→「プロパティ」を選択
  3. 「スタートアップの種類」を「手動」に変更

windowsreport.com

(9/16追記)
BIOS更新前は、1週間に1回程度の頻度でPCが原因不明の再起動を起こすことがあったのですが、BIOS更新後は今のところそのような現象は起こっていません。おそらく再起動の原因もWHEA-Logger 17の警告の原因と同じだったのではと予想しています。実は最初電源ユニットの不調を疑って新しいの買ったりしたけど意味なかったですね……。