12月3日に風来のシレン5plusのSwitch版・Steam版が発売されましたね！ 私もSwitch版を購入して原始に続く穴を久しぶりに遊んでみたのですが、微妙に草の種類を忘れており、パワーアップ草を胃縮小の種と誤認するというYARAKASHIを犯してしまいました。
思い返してみるとこれまで値段識別は気合で行っており、体系立って整理したことがないことに気づきました。なので、知識の整理も兼ねて記事を書いてみます。
なお、以下の情報は基本的に全部原始に続く穴のものです。他のダンジョンではアイテムの入手方法等が異なる場合があるので、お間違えなきよう。
値段識別とは？
シレンのもっと不思議のダンジョンでは、武器や防具など一部のアイテム以外は原則全て未識別状態で登場し、使用するまでは何のアイテムかわかりません。ですが店にアイテムを置き店主に話しかけると、アイテムに応じて決まった値段で買い取ろうとします。このときの値段の情報をアイテムの識別に活用するのが値段識別です。特に、シレン5の原始に続く穴では10F、25F、50F、75Fに固定店が登場するため、値段識別はとても重要なテクニックです。
アイテムの売値は定価の35%なので、「売値÷0.35」で手持ちアイテムの定価を確認できます（「ざっくり3倍する」でも多くの場合大丈夫です）。以降の説明ではアイテムの値段は基本全て定価で記述していきます。
なお、呪い・封印状態のアイテムは値段が0.8倍、祝福状態のアイテムは1.1倍になります。多くの場合問題なく区別できますが、「800巻物」と「封印1000巻物」など、区別がつかない場合もあるため注意してください。
草
草は合成に使用するものも多く、値段識別が大変有効です。まずは値段によって（ほぼ）確定する以下を覚えます。
- 50草：薬草、楽草
- 200草：いやし草
- 1000草：復活の草、腹活の草
- 1500草：やりなおし草、やりなおせ草
その他の値段帯の識別方法は以下の通りです。
100草
毒消し草、高飛び草、弟切草、毒草の4種。毒消し草と高飛び草は合成素材として大変優秀なので是非覚えましょう。剣に合成できなかったら毒草であることも重要。
300草
9種と多いですが、以下のように分類すると覚えやすいと思います（数字の並びは3141……つまりπですね）。結構消去法によってわかったりもするので全部覚えていれば有利です。
- 合成可能（3種）：混乱草、目つぶし草、めぐすり草
- 条件付き合成可能（1種）：すばやさ草
- 合成不可（4種）：胃拡張の種、胃縮小の種、成長の種、パワーアップ草
- まがいもの（1種）：ぬぐすり草
なお、他のアイテムにも言えますが、まがいものは原始だと18F以降しか出ないので、17F以前に出たアイテムはぬぐすり草でないことが確定です。本来なら17F以前と18F以降で拾ったアイテムを区別して整理できると良いですが、いかんせん面倒なのでなかなかそこまでできませんね……。
500草
全6種。とにかく狂戦士の種があるのが重要。と同時に、ちからの草を逃すともったいないので、店がないことを確認してから飲むなど工夫したいところです。
- 合成可能（3種）：睡眠草、ドラゴン草、命の草
- 合成不可（2種）：ちからの草、狂戦士の種
- まがいもの（1種）：ドラコン草
2000草
床落ちは無敵草、しあわせ草、不幸の種の3種。物忘れの草と忌火起草は店限定です。
序盤だとしあわせ草は敵レベルアップに、不幸の種はオヤジ戦車をクロスカートにして矢稼ぎに使え、無敵草はいわずもがなと、持ち運ぶ価値はあると思います。11F以降だと漢識別しちゃってもいいんじゃないでしょうか。
5000草
天使の種と超不幸の種の2種ですが、どちらも店限定です。
巻物
巻物の値段識別で何より重要なのは、200巻物が確定で識別の巻物であるという点です。最低限これだけは覚えておきましょう。
それ以外にも、以下の値段は種類が少ないため、余裕があれば覚えておくと良いと思います。100巻物は店以外の床に置けば識別できますね（なお、脱出の巻物・紹介状・召介状は最初から識別済み）。
- 100巻物：あかりの巻物、オイルの巻物
- 300巻物：道具寄せの巻物
- 3000巻物：聖域の巻物、迷子の巻物、金滅の巻物
- 10000巻物：ねだやしの巻物
それ以外の巻物は500、800、1000のどれかですが、正直種類が多いため私も全部は覚えていません。選択式の巻物が全て500巻物であることと、合成素材の水がれの巻物が800巻物であることを覚えておけば十分だと思います。全て覚えたい方はシレン5wikiをご確認ください。
杖
残り回数識別
杖の値段識別で重要なのは、残り回数も値段でわかるという点です。例えば600杖だと、残り回数0の場合の値段が600Gで、残り回数1ごとに値段は30Gずつ増えていきます。
ここで是非覚えておきたいのは、600杖の残り回数は、売値の十の位－1であるということです。例えば、売値が273Gの杖の残り回数は、7－1＝6回ということになります（もちろん売値が300G以上の場合や、封印・祝福がある場合はこの限りではありませんが、実戦では多くの場合成り立ちます）。600杖以外の杖は、私は売値を適当に何倍かすることで600杖の値段に揃えてから残り回数を判断しています。
残り回数を判別したら、「杖の種類」と「その杖の最初の残り回数」を名前につけてメモしておきます。例えば、最初の残り回数が7の場所がえの杖は「ば7」といった塩梅です。この残り回数識別は正直面倒なのでやらない方も多いと思いますが、杖の残り回数によって取るべき行動が変わる局面というのは割と頻繁にあるので、特に本気プレイの場合などはやった方が絶対に良いと思います。
杖は敵に向かって振れば多くの場合種類を判別できるため、値段による種類の判別については草などと比べると重要度は低めです。ですが、1200と1500の杖については覚えていても損はないと思います。
1200杖
感電の杖、盛電の杖の2種。17F以前に出た場合は感電の杖で確定です。序盤に感電の杖を引いた場合はギタンマムルを確定で倒せたりと何かと嬉しいので、是非覚えておくと良いです。
1500杖
封印の杖、身代わりの杖、身伐わりの杖の3種。17F以前に出た場合は前者2種のどちらかです。特に敵レベルアップに利用できる身代わりの杖の可能性があるのが重要。序盤で運良く値段識別できた場合、隣にあなぐらマムルが来るのを待ってから振ってみても良いでしょう。封印の杖だった場合悲しいですが……。
その他
600杖は6種、900杖は8種、1800杖は5種あります。さらに回数が5～7のものと4～6のものがあり複雑です。もちろん全部覚えるに越したことはないですが、杖は振れば概ね識別できるので、正直全部覚えるメリットはあまりないのではと思います。どうしても覚えたい方はやはりwikiをご確認ください。
ちなみに私は杖の種類から値段はわかるので、例えば終盤に未識別杖を引いて値段がわかった場合、識別画面の名前一覧からローラーして候補を絞ることはあります。これならばそれほど暗記に労力がかからないためおすすめです。
壺
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腕輪
最後に腕輪ですが、とりあえず重要なのは2000腕輪4種です。2000腕輪だけは息を吸うように識別できるようになると良いと思います。
2000腕輪
ちからの腕輪、遠投の腕輪、ヘタ投げの腕輪、武器束ねの腕輪の4種。とりあえず装備してちからが上がったか確認。上がっていなければ物を投げてみて遠投するか確認。最後に敵に何度か物を投げて当たるか確認という流れです。武器束ねの腕輪以外は使い方次第でどれも優秀なので是非識別できるようになりましょう。
3000腕輪
10種と種類は多いですが、ひとつひとつ除外していくのが肝心です。
- めぐすり草 を飲んだ場合、ミニマップにワナが増えるか確認。（ワナの腕輪）
- あかりの巻物 を読んだ場合、敵の発生するスピードが20ターンに1度よりも増えているか確認。（魔物呼びの腕輪）
- 呪い・封印アイテムを持っている場合、何度か敵を殴ってみて会心が出るか確認。（呪い師の腕輪）
- 睡眠・混乱ワナを踏んで状態異常になるか確認（睡眠よけ・混乱よけの腕輪）。
- おねむガラガラや混乱の手斧と共鳴するかどうかでも判定可。
- 敵に何度か殴られてみて痛恨が出るか確認。（痛恨の腕輪）
- 10歩歩いて眠るか確認。（透ネ見の腕輪）
- 以上の全部が否定されれば毒消しの腕輪、保持の腕輪、呪いよけの腕輪のどれか。ちなみに呪いよけは店限定です。
例えばせっかくめぐすり草を飲んだのにワナの腕輪の除外をし損ねたりするともったいないので、意識して除外していくようにしましょう。
ちなみに私は、除外できた腕輪の頭文字を腕輪の名前につけるようにしています。例えば睡眠よけ・混乱よけ・ワナの腕輪が除外できたら「すこワ」と名付けるといった塩梅です。
5000腕輪
装備すればだいたいわかります。装備して、ちょっと歩いてみて、特に何もなければ水グモの腕輪か裏道の腕輪です。ちなみに高飛びの腕輪・爆発の腕輪は床落ち限定なので、店売りの5000腕輪は安心して装備して良いです。
回復の腕輪は店限定。壁抜けの腕輪は高級店限定。ノナリーの腕輪と道具感血の腕輪は100%呪われています。
10000腕輪
床落ちの場合しあわせの腕輪確定。弾きよけの腕輪は店限定。浮遊の腕輪、時たたずの腕輪は出現しません。
30000腕輪
鑑定師の腕輪は店限定。透視の腕輪は高級店限定。
50000腕輪
VIPの腕輪確定です。
